Hollywood舞台裏情報Vol. 13: 「フィニッシュワークセミナー」

2016年10月11日

※In Style Beauty に2014年に掲載された「徳永優子のHollywood舞台裏情報」連載コラムです。

 

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10月、フィヨーレコスメティクス 大阪スタジオにて「フィニッシュワークセミナー」を行いました。まずは、お気に入りの“フィヨーレ クリエイティブデザイン ムービングハード”を使用したマーメイド巻きのレクチャーからスタート。

マーメイド巻きは、この連載の「vol.4 ~Ⅹファクター舞台裏~」でもご紹介しましたが、アイロンを使い、バーを並行に保ちながら髪の毛を根元から巻きつけていきます。その後、“ムービングハード”ヘアスプレーを使ってスタイリング。普段のサロンでの巻き髪スタイルとはテクニックが異なるために、皆さん興味津々で、スマートフォンによる撮影会となるほどの反響でした。

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次に、アメリカ・ロサンゼルスで定番のビーチスタイルをレクチャーしました。こちらも「vol.4 ~Ⅹファクター舞台裏~」でご紹介しましたが、アイロンに髪の毛を捻りながら巻いていき、髪の毛が暖かいうちに、毛先を引きながらウェーブの調整をするのがポイントです。その後、形状記憶する“フィヨーレ クリエイティブデザイン ビーチウェーブ”ヘアスプレーを使い、波しぶきを浴びたようなツヤを出しながら、ラフに仕上げました。かわいい+セクシー感をかもしだすことがポイントです!

 

また、サロンではスタイリストのアクションがとても大切です。私はお客様に座ったままお辞儀をしてもらい、うなじからスプレーをして、空気感のある無造作なスタイルを作ったり、お客様に立ってもらったままカットをしたり、ドライヤーの風を当てながらカットをしたりと、動きの中でのスタイルを計算して、サロンワークをしています。

 

スタイリングにおいても、首を横に振ってもらったりしながら調整し、アクションをかね合わせたときにこそよさが出るようなスタイリングも考慮しています。このようなスタイリストのアクションはお客様に安心感や期待感をあたえ、お客様との一体感も生まれます。

 

日本でのサロンワークもさまざまなテクニックを求められる時代になってきたように思います。日本とアメリカの美に対する文化の違いなどを皆様にお伝えでき、楽しいセミナーとなりました。受講していただいた方々は奈良や京都、そして遠方では四国からもお越しいただき、全国の美容師さんたちと国際的な情報を交換できたことやお会いできたことにとても感謝しています。また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

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