※In Style Beauty に2014年に掲載された「徳永優子のHollywood舞台裏情報」連載コラムです。
*******
今年の6月5日、大好きなパームスプリングス(カリフォルニア州)で、半世紀誕生日のお祝いのかわりに生前葬を行いました。
ずっと昔から、50歳までに決めたことがすべて実行できれば、50歳を人生の区切りとして、残りの人生のスタート地点と考え、どんな事でもさらに可能になるのでは?と考えていました。
ですので、今年の誕生日には、一度死んだ気持ちですべてを見つめ直し、リセットをする覚悟をしました。生前葬には世界中からたくさんのお友達が駆けつけてくれ、人生で最高の幸せを感じさせてくれた仲間に感謝しています。
親友のスーからの言葉が忘れられません。スーは「これからは毎日を今まで以上に大切に生きなさい」と教えてくれました。
尊敬する師匠の野口和子先生や家族のような絆で結ばれている松竹新喜劇座長の渋谷天外ご夫妻をはじめ、たくさんのパワーをいただきました。長年、KC JAPANを仕切ってくれているリーダーの横山恵造先生、渡米したときからビザのサポートや子供達のガッドファザーになり、見守り続けてきてくれた、世界を代表するフレンチプレイヤーボブさん。
家族やハズバンドをはじめ、アメリカで残せた業績は皆さんが心の支えになってくれてから、色々なことが可能になったんだと認識ができた貴重な生前葬の一日でした。
今までの自分らしい破天荒さは自分にぶつけて、自分へのモチベーションに切り替えて、周りの人たちには、彼らの心を支えられるような語りかけや接し方ができるように、明日からも一歩ずつ成長していきたいなあ、と心に決めた6月5日でした。
コメントを残す