Hollywood舞台裏情報:現場でのマナーとルール

※In Style Beauty に2014年に掲載された「徳永優子のHollywood舞台裏情報」連載コラムです。

 

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今回は、ハリウッドの撮影現場でのマナーやルールについてお話します。
この日は久しぶりの現場でした。やはりトレーラーをみると緊張します!いつもより早く、パラマウントピクチャースタジオに到着。

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今回は、未公開の映画やテレビ・雑誌プリントなど撮影の仕事がどのように入ってくるのか・・・。

 

Capture1というのも、仕事の依頼があり現場に入る前、実は右の写真のように携帯電話のテキスト文字だけのいたってシンプルなメールが送られてくるだけなのです。

持ち物とシーンやコンセプトぐらいです。

それで全てを把握するのは難しく、時にイメージが外れることもあるので、読み取ることに神経を使います。

事前に手元に届いている台本を参考にしたり、それ以外にもセットやコスチュームを把握することも大切です。

 

マイケルジャクソンの撮影の時もそうでしたが、キャスティングのプライバシーを守るため、誰が現場にいるのか公開しないケースがほとんどです。

 

現場に行って有名スターに会うこともあるので、驚くことのほうが多いです。

でもそこはプロに徹して、安心させてあげる心配りをいつも心がけています。

ですから、自分から写真を撮ってくださいとか、サインをもらうなどは決してしません。

俳優さんたちから逆に“記念に写真を撮ろうよ”と声をかけてもらえるような態度と心配りを常に持つようにしています。

 

この時は、携帯テキストにセクシーな看護婦さんのヘアをしてほしいという依頼がはいりました。

一言で、看護婦のキャラクターでもアメリカでは随分イメージ把握の領域が広いので楽しいです!

 

道具を持って現場にいきました。

ヘアの早替えがあるためにセットの真裏でヘアメイクの仕込みをスタート。

通常は45分ぐらいで仕上げるのが普通ですが、バックグランドやエキストラの場合は20分ぐらいしか時間がないため、細かい部分よりもシルエットを大切にします。

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IMG_0303撮影が始まると、モニターに釘付けになります。

シーンごとにヘアメイクをカメラで記録していきます。
右の写真は別の現場ですが、カメラが回っている間は、俳優さんの顔を見ず、目線を合わせないようにします。ヘアやメイクをチェックする場合はモニターで確認することになっています。

そのほかハリウッドでのマナーをご紹介します。

IMG_0293シークレットメールでどこで撮影し何時に行けばいいのかが送られてきます。
現場付近に入ると、暗号のように立て看板に沿って決められた場所に車を止めます。

プロダクションの車に乗り換えて、俳優達のトレーラーがある場所、ベースキャンプと呼ばれているところに連れていかれます。

到着後のクルータイムから6時間後に食事の時間と決められています。

夕方からの撮影で真夜中の食事の場合もあるのでので、健康管理をしないとすぐに太ってしまいます。

並ぶ順番は、クルーや俳優たちが優先されています。

エキストラたちは一番最後まで待たされるのでかなり厳しい差別もあります。

エキストラは、トレーラーに入れないという暗黙のルールがあるので、ヘアメイク道具を準備万端に整えて移動します。

扉のところにある赤いランプが回って点滅している間は、撮影中のために扉はあけないようにご用心!!携帯やハイヒールも厳禁です。

グリーンシートは必ず土足のままで踏みあがらないようにしてくださいね。

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